待ちにまった書籍がキマシター( ^ ^ )/■
発酵文化人類学
発酵デザイナーの小倉ヒラクさんの著書です。
ヒラクさんの麹作りの講座に出てから、益々発酵に興味が湧いてきたし、
実はわたくし、書籍を一番後ろから読むクセがありまして・・・・
いきなりクライマックスから入っちゃうのですが〜(汗)
そんな中、あっっ!!って感じた所をちょっと抜粋
多分、近未来に起こることなんじゃ〜ないの〜、とか。
今もジワジワと進んでいるじゃないのぉ〜、と。
個人的には、「怖いなぁ〜っ」っていうか、「嫌かも・・・」って感じちゃいました。
ちょっとマトリックスの中で描かれている未来像のよ〜な〜
個人的には、「怖いなぁ〜っ」っていうか、「嫌かも・・・」って感じちゃいました。
ちょっとマトリックスの中で描かれている未来像のよ〜な〜
下記はその著書からの抜粋です
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僕たちの住む生態系を物質的に還元して見てみれば、
僕たちの住む生態系を物質的に還元して見てみれば、
要はたった数十種類の原子をあれこれ組み換えて大気や海、
土や岩や鉱山などの自然環境、
さらにはその環境下で生きる生物が組み立てられている。
遺伝子は、アミノ酸やタンパク質などの生産の仕組みを使って
分子の組み換えをするプログラミング・コードの役割を果たす。
地球環境に酸素(O2)が大量に存在するのは、シアノバクテリアという微生物が発明した光合成遺伝子の働きのおかげ。
農家が野菜を育てられるのは、根粒菌*と呼ばれる土壌微生物の遺伝子がコードする酵素(ニトロゲナーゼ)が、大気中に溶けている窒素を土に呼び込んで栄養豊かな畑をつくるおかげだ。
自然環境をそのまま放っておいても生態系はできない。
生物の持つ遺伝子のはたらきが生態系をデザインし、
その生態系のなかでより多様な生命と遺伝子が育まれていった。
このメカニズムを学習した人間は、
「遺伝子のコードによって環境を変える」
という生物界の仕組みをハッキングする。
クリスパーのような遺伝子の改変技術を使って、
生物を人間が望む物質を生産するマシーンに変え、
生命の自己増殖の仕組みを工場の生産ラインのように利用するようになるだろう。
このように新たなバイオテクノロジーが産業の隅々に埋め込まれた時、ヒトと自然の関係性はもはや過去とは違うものに変容してしまうはずだ。
未知なる生命への畏れは、プロダクト生産におけるリスクに変わる。
恵と厄災をもたらす母なる自然は、計画的に物質を生産するための工場に変わる。
そうなればヒトはもう自然に神を見出すことをやめるだろう。
その瞬間、ホモ・サピエンスとは違う「新しいヒト」が生まれるかもしれない。
・・・・(続きは本書でね)・・・
記号:根粒菌*・・・空気中の窒素を植物が栄養分として利用できるアンモニアに変換する細菌。
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お〜、著書のクライマックスにくるこの展開は楽しそうだ。
お〜、著書のクライマックスにくるこの展開は楽しそうだ。
早く読みはじめたい!
文中には発酵のDIYレシピもあるようなので、気楽に読めそうです。
ご本人も言ってますが、これは手引書ではないので、発酵というものに興味を持ってるヒトの楽しむ書籍ですね。
また、発酵DIYのところなんかもご紹介したとおもいます。
今日も最後までお読み頂きましてありがとうございます。
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