ここ数年の間に「乳酸菌」とか「腸内フローラ」
「腸内細菌」「菌活」などなど

このような言葉を耳にしたり、活字で見ることが多くなりました。

実際のところ私もそうです。4、5年前まではほとんど意識しておりませ〜ん(^^;
今でこそ乳酸菌液を広める活動をしておりますがこれは本当にコツコツ作業だと感じております。


なぜなら・・・すでにこの世の中には
ヨーグルトや発酵乳製品の飲み物、


そして何と言っても

●クルトさん、●ルピスさんの様な超ビックな企業様が
超〜美味しい❣️香りと味覚の食品を提供してくださっているからです。



それぞれの会社理念は素晴らしく、何年も前から体の健康を考え、
乳酸菌をはじめとする善玉菌に着目していたことには感謝の思いです。


どんな良いものでもマズかったら広まりませんよねぇ〜(^^;;

ましてや、
「菌」だなんて、まだまだ悪のイメージしか持っていない人もいらっしゃると思います。
興味湧きませんよねぇ〜、ちょっと怖いですよねぇ〜
そこを上手にクリアーしたビックな企業さんは凄いの一言です!


「乳酸菌普及協会」の代表が某乳製品飲料メーカーさんの工場見学へ行きました。
そこで、「乳酸菌だけを味見させて〜」と言ったそうです。d( ̄  ̄)


あっけなく、却下されたようです( ̄∇ ̄)


 

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そのまんまの発酵液
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CMで植物性乳酸菌の商品が告知された時、

「えっ!!それってどういうこと??」
乳酸菌って牛乳じゃないの〜?!


って正直、その意味不明なけったいなセリフに困惑した記憶があります。

そうです、私は乳酸菌のことをな〜んにも知らなかったんです。




ボッ〜と生きてんじゃないよぉ〜!!

チコちゃんに怒られそうです。

 

 



今ではヨモギを発酵させて乳酸菌をはじめとする、

人に有用な発酵菌液をせっせと作っておりますが
まぁ・・・そんな感じのスタートです。


植物を材料として植物に住み着いている菌たちを培養するのですが、
まずは漬物を作り発酵させます。

 

 
なので、お漬物にはすでに乳酸菌などの有用菌がたくさん存在しているってことです。
漬物と緑茶をセットで摂取していたらとっても腸内は喜ぶのでありま〜す
(腸活、菌活なんて簡〜単!)

 


 

 

 

飾りっ気無しのそのま〜んまの発酵液(乳酸菌他)ですから人によっては・・・

 

香りがちょっと〜・・・・

 

お味がちょっと〜・・・

 

となるわけです。

 

 


どっちかというと感覚はお酢に近い存在なのですが、

ずっと発酵菌さん達は生きておりますから置きっぱだと発酵が進みます。
そして漬け物臭が増します。

これが人の好みを分ける分岐点のようです。


いくぶん酸っぱいのが好みの方は難なくクリアできるレベルです。

初期の「青汁」のCMみたいに・・・
『うぅ〜ん、マズイ!!!』と顔をしかめるほどでもないのですが・・・。


それでも「美味しいです!」と言ってくださる方もいたりして・・・。

人それぞれの好みに委ねられていますね。




□┓ ズバリ、その匂いは何?
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色々な発酵菌の状態、バランスで香りの具合も変化があるのですが、
代表的な香りの原因としてあげるならば、


その名も・・・酪酸菌


善玉菌というとビフィズス菌や乳酸菌を思い浮かべる人が多いですが、もう一つの重要な善玉菌として「酪酸菌」という腸内細菌があります。

そして酪酸菌は名前の通り酪酸を作り出す腸内の常在菌で、腸内フローラの話でもあまり登場することは無いのですが、実は腸にとって結構重要な存在だったりします。


最近話題になっている「痩せ菌」と言われているのはこの酪酸菌のことのようです
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆


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酪酸とは・・・
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酪酸とは腸内細菌が水溶性食物繊維やオリゴ糖を代謝して作り出す短鎖脂肪酸の一種です。

短鎖脂肪酸には酪酸の他には酢酸プロピオン酸などがあり、通常「短鎖脂肪酸」というのはこの3つのことを指します。
短鎖脂肪酸はカルシウムなどのミネラルの吸収促進、肝臓でのコレステロール合成抑制など、体の調子を整える上で非常に重要な物質です。

そのため、健康を維持するためには、腸内細菌に短鎖脂肪酸を作らせることが大切なのです。

短鎖脂肪酸の中でも特に重要な働きをするのが酪酸です。
3つある短鎖脂肪酸の中でも、大腸のエネルギーとして最も使われるのがこの酪酸です。



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大腸のエネルギー源・免疫バランスの調節
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酪酸は大腸を動かす最大のエネルギー源です。また腸管粘膜の傷を修復するのにも役立ちます。
そのため酪酸がないと大腸は正常に機能しません。
また、酪酸には「大腸のエネルギー源」の他にもう一つ重要な役割があります。

それは「制御性T細胞の数を増やし、免疫のバランスを調節する」という役割です。

抑制T細胞とは、免疫反応を抑制する細胞のことです。免疫反応とは、細菌やウィルスなどの異物を排除するために備わっている防御機構のことです。

免疫は体を守るための重要なシステムですが、免疫反応が過剰い働きすぎると体に悪影響を及ぼす場合があります。


★例えば、関節リウマチや炎症性腸疾患などは、過剰な免疫反応が原因で発症する病気です。
これは「自分の免疫細胞が自分を攻撃する」ことによって発症するため、自己免疫疾患と呼ばれます。

このような病気にならないうよう、過剰な免疫反応を抑えているのが制御性T細胞なのです。


酪酸は制御性T細胞を増やすことによって、免疫のバランスを調節しているのです。



これを裏付けるデータとして大腸ガンの人や潰瘍性大腸炎にかかっている人は酪酸が少ないというものがあります。そして大腸炎のマウスの腸に酪酸を直接散布して大腸炎を抑制した実験もあります。

そして酪酸にはガンになりかかった細胞を除去する効果があることも知られています。


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酪酸を直接摂取するのは難しい
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酪酸はお酢の仲間なので、飲むだけで十分効果があるように思えます。
しかし、実際には酪酸を摂取することはできません。

その理由は、酪酸が臭すぎるからです(≧∇≦)


元々はバター(牛酪)から取り出したことから酪酸という名前がついたのですが、熟した銀杏の匂いの原因にもなっている物質です。

また、かりに摂取できたとしても大腸に届く前に小腸などからすぐに吸収されてしまいます。

そのため、口から取り入れた酪酸は大腸のエネルギー源として働くことができません。

このような理由から、大腸内の酪酸濃度を増すためには【酪酸菌の力を借りるしかない】ということなんですね〜。


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酪酸の重要性
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善玉菌の代表選手はその99,9%を占めるビフィズス菌です。
そのビフィズス菌というのは水溶性食物繊維やオリゴ糖をエサにして酢酸、乳酸を作り出します。

酢酸は短鎖脂肪酸の一種で、乳酸もプロピオン酸や酪酸の材料になるのでこれが最重要な善玉菌というのは間違いありません。

しかし、このビフィズス菌が作り出した乳酸をプロピオン酸や酪酸に変える菌がなくては本当の意味で腸内フローラを改善したことになりません。乳酸それ自体も腸内を酸性に保ってくれる良い酸とはいえ、乳酸そのままでは大腸のエネルギーにはならないのです。



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酪酸菌には一部有害なものもある?
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酪酸というのはちょっと専門用語になりますが、「クロストジリウム」に属する菌で、クロストジリウムというのは、一般てきに悪玉菌や日和見菌に分類されることがあります。
それは、酪酸菌の一部に悪玉菌と同じ栄養を好むものがあるからです。実際に土壌や淡水中など自然界に広く存在する酪酸菌には食中毒を起こすような有害な菌もいます。

ただ、これがあくまでも言葉上での分類であって、私たちが考えたいのはあくまでも良い効果をもたらす「酪酸菌」についてです。

おそらく酪酸菌という言葉はテレビなどで腸内フローラの特集をやっている時でもあまり聞いたことがないと思いますが、このように分類しづらくて視聴者にわかりづらいため完全に省略する形にしているのではないでしょうか。


本来は菌の世界から言わせてみれば「善玉菌」ってなに?「悪玉菌」ってなにさ?って言ってるかもしれませんね〜

これらの話はあくまでも人間から見た都合の良い解釈でしかな〜いのですね


自然界も人体の中も調和、存在のバランスによって成り立っていると感じます。



あ〜、長くなりましたが、そのまんまの発酵液(乳酸菌他)は決して
甘くて、香りが良くて、万人受けする液体ではないかもしれないけど

きっと誰かの役に立てる!そう信じております。
╰(*´︶`*)╯♡


 






 

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